マウスピース矯正は、マウスピースがしっかり入っていないと、歯が動きません。
若干浮き上がっている状態でつけていても、気が付かないことがあり、その場合は歯が動きません。
少なくとも1〜2ヶ月に1回は先生がチェックし、ちゃんと動いているかどうか、動いていない場合は再度口腔内スキャナーで読み取って、新しいマウスピースを用意すると言うことをやっていかないと、時間と費用の無駄になります
自分でゴールを決めていつでもやめられると言うようなマウスピース矯正は、なかなか止められず時間と費用が無駄になることがあります。
できれば最初から期間がある程度わかっているようなものではないと、ワイヤー矯正と同じようにゴールが見えず、中途半端で終わった結果、思った結果に到達しないことも考えられます。
また、マウスピース矯正と言うのは、マウスピースを入れれば自由に動くものではなく、隙間がないと歯を動かすことができません。
ですので、隙間がない状態で新しいマウスピースを作っても、当然ですが変化はありません。
マウスピース矯正の難しいところはそのようなところもあります。
口腔内スキャナーを使って、データ上でマウスピースを作るものは、データの蓄積が多くないと、思った通りに動かないことがあります。
新しく出たメーカーのマウスピースはそのデータの蓄積が少ないために、思った結果に至らない可能性があります。
昔からあるマウスピースメーカーが全く進化していないと言うことではなく、新しいメーカーよりもさらに進んだ機能をマウスピースに盛り込んだり、よりスピーディーに動かすような材料に変えたり日々進化しています。
つまり昔からあるメーカーのほうが、データーの蓄積が多く、治療の安定度が高くなります。
なぜマウスピース矯正の中でインビザラインが1番選ばれているかと言うと、全世界で使われていること、そして治療完了のケースが一番多く、その分データの蓄積も多く、再現性が高くなります。
自分と同じような歯の人の治療が、もうすでに行われている可能性が高くなり、どのように治療すれば効率的かある程度わかっている状態なので、治療の精度が高くなりやすいです。
またアタッチメントやIPRのような歯を動かすのに必要な装置もしっかり整備されているので、ワイヤー矯正に近いような、難しいケースでもしっかりこなすことができます。
ただ通常のマウスピース矯正よりかなり難しくなるので、ドクターの判断基準や、知識があるなしによってかなり左右されるのもデメリットとしてあリます。
とは言え、近くにインビザラインをやっている歯科医院がなかったり、なかなか定期的に歯医者に通うことができない人もいると思うので、ライフスタイルに合った矯正を選ぶのも方法の1つだと思います。
しっかりと治したい人はインビザラインで、前歯だけきれいに治したい人は他のマウスピース矯正で治ることもあります。
自分の使える時間や費用についてよく考えた上で、選択する必要があると思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
午後 | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | △ | × |
午前:9:00~12:30
午後:14:30~18:00
△:14:00~17:30
日曜・祝日
※木曜・土曜は隔週で休診となります。